更にのほほんアメリカ妊婦生活アメリカでも問題が無い限り検診は月に一回。でも日本と違うのは、行く度に超音波(ウルトラサウンド)で胎児の様子を見せてくれない事だ。 私がアメリカで妊娠中にやったウルトラサウンドは8ヶ月までで3回。 そのうち一回はビデオに録ってくれると言うので空のテープを持っていった。 それは今もここに大切にとっておいてある。 後は写真をくれる。これは日本と同じ。 日本で流産しかかった時は行く度に見せてもらったので、1ヶ月で4回。 私の場合、特殊なケースなので単純に比べちゃまずいだろうが、 1ヶ月で既にアメリカの10か月分以上である。(苦笑) 合理性が『ウリ』ですから、、、、 そう言えば、当時まだ私達の結婚に良い感情を抱いていなかった奴がいた。 そう、うちの親父。 電話してくる度に、「子供とか、、、そういうのは、やめておけ。」 とか平気で言う奴だったので、 妊娠の報告は、安定期を過ぎてからにした。 初めての妊娠だし、無駄なストレスを増やしたくなかったから。 返事は、、、可も無く、不可も無く。 「ふう~ん。」と言った感じ。 私的には怒って怒鳴り散らさなかっただけで儲けもん。 彼的には、、、そうしたい気持ちが無い事もなかったかも。。。 でもあの返事でいっぱい、いっぱいだったんだろうな、きっと。 とりあえずちょっと高めのハードルは無事に越えたって事で、、、 そうこうしているうちにラマーズクラス(日本で言うと母親学級?)なんてのも始まった。 「ええっ?僕も行くの?」なんてふざけた事を言うのんきに睨みを利かせて、 毎回ちゃんと連れて行った。 お前は日本人か!!この黒い日本人め! 日本はどうだか知らないが、アメリカのカリフォルニアくんだりじゃ、 旦那または彼氏が参加しないなんて事は殆どありえない。 普段はのんきの助けを出来るだけ受けない様にしていた私だが、 こればっかりは逃がさないよ。奴のためにもなるんだから、、、 妊娠期間も残り少なくなってくると、精神的に不安定になってくる。らしい。 私もそれに漏れず、妙に涙もろくなったり、意味も無く悲しくなったり、 産むのが怖くて不安になったり、狂ったように寝室を掃除したりした。 消毒用のアルコールをタオルに染み込ませ、壁を隅々まで拭きまくった。 勿論腕を伸ばしちゃいけないからモップでね。(笑) 今思い出すと笑えるが、その時は真剣極まりなかった。 でもやっぱり笑えるわ。 そんなこんなでのんきな妊婦生活をこなしていた私に、 驚くような事件が起った。 波乱万丈な妊娠8ヶ月へ |